2015年7月1日水曜日

修論指導

今日は、リサーチアシスタントをさせて頂いている先生の修論指導に

のっかって中間発表のお手伝い。修論指導とか卒論指導というのは

こういうふうにするんだな、とおおいに勉強になりました。


修論の中間発表会は7月21日~24日までなので、今日はちょうど3週間前になります。

それに向けて先生の指導は、一人発表20分、ディスカッション30分、

ハンドアウトは10部用意、もう一回、厳密に時間を計ってやるので、

今回はその前段階として、

・研究の目的

・リサーチクエスチョンの設定

・先行研究のまとめ

・調査方法(方法論)

・パイロットスタディの結果

まではラフにハンドアウト、そしてパワーポイントのスライドを作成してきて下さい。


という指示がありました。


外国人の留学生もいるので、これで軽く(といってもかなり)指導教官と

副指導教官が叩いて、(私のようなできそこないのDも口出し)

問題点や気づいたことを指摘して、それに基づいて

言語文化研究科内の中間発表会に臨むことができるので、

今日発表したM2はずいぶん助かったと思います。


しかも中間発表の前にもう一回セッションをしてくださるので、

何もしてくれない指導教官にあたってしまうととても

不安だと思いますが、副指導教官にこんないたれりつくせり

面倒をみてもらえるとどれだけ勉強になるかと思われます



それに便乗して、私も締め切り当日に自分の論文を

発表させてもらい、おかげさまで、ようやく提出にいたりました。


ふう~~~。

いや、もう英語なんて修論以来書けないとおもっていたし、

おしゃべりはともかくも、アカデミックな英語なんて読むことはともかく、

書くなんて、と自分で目標を設定したにもかかわらず、できないと

思っていたです。。。。


支えになったのは、なんだろう、副指導教官がまず、この大学は

院生でも気軽に発表できますよ、とテンプル大学のイベントを

教えていただいたこと、とりあえず、発表してみたこと、

発表者に投稿の権利が与えられたこと、副指導教官がまた、

出したら掲載されます、英語のチェックされるくらいですよ、と

言って下さったこと。あとは、自分の気持ちだったでしょうか。


英語教育、会話分析、ナラティブ分析、いずれにしても自分は

おちこぼれだし、じゃあ、唯一language in useをしゃべくりで

できることしかできない、どうする、とりあえず書けるように

ならねば、というそれだけ。


先生に教えてもらった本が手に入らなくて、たまたま

図書館で出会った、Writing up qualitative research / Harry F. Wolcott

という本がひたすら励ましてくれました。この本の教えは、

既存のノウハウに振り回されるな、ただ思った時に思ったことを

書くのだ、勝負は最終のドラフトだ、と言ってくれました。


そうか、書かなければ何も始まらないんだ、と思って

思ったことを書き続けて、とりあえず土台ができて

今日にいたりました。



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