今日もまた色々思うところがあって、聴講の授業で
先生にものすごくつっこんでしまいました。
会話分析には向いていない、と思われているようで、
また、会話分析からは大きくずれる質問をしたのですが、
真摯に答えていただいてありがたかったです。
疑問は、会話分析の世界観では「教育」「言語」「言語教育」「学習」「学び」
はなんなのか、ということです。会話分析には教育観はない、と
はじめはお答えでしたが、では会話分析的には「教育」と「学習」の
違いはなんなのですか、と質問を変えるときちんと答えをいただいたので、
教育観はあると思いました。
私の直観や身体感覚では、会話分析とバフチンの人間観や言語観は
ベースのところではほぼ同じだと感じています
ただ、教育についてはどうなのかなあ、と思っていたので今日追及して
やはりそれほど変わりはない、と思って納得しました。
次は8月の終わりの学会で、バフチンの言語観をはじめ、師匠と自分が
考える言語観や人間観をきちんと説明したうえで、願わくはそこに
他の哲学的な概念や、日本的な概念も加味し、実証的に相互行為研究
とつなげられるかどうか、それがどこまで伝わるのか、パワーポイントは
すごく苦手なのですが頑張って準備したいと思っています。
おそらくそれが、自分の博士論文の第一章になるのかなあ、と
予測しています。
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