やっと久しぶりに参加させていただきました。お忙しい中、
研究会を開いていただくことに感謝です。
今回は愛媛大学の教育心理学専門の先生のデータ。
指導されている教師志望の学部生をアメリカに引率したときの
もので、小学校、中学校、孤児院、大学で英語で
同じプレゼンをしたビデオデータをトランスクリプトを見ながら
ディスカッションするというものでした。データを提供された先生の
関心は、発表者が聴衆を参加させるようなプレゼンテーション中の
行為の熟達課程にあるそうです。
集中してデータを見て、トランスクリプトを読んでいると色々なことが
わかり、すごく面白かったです。
データセッションのあと、先生と少しだけ名刺交換をしてお話ししていると
興味関心や問題意識が近いところにあり、とても励みになりました。
英語教育はご専門ではないそうですが、海外研修に学生を
連れて行くと学びが大きく促進するので、細かくみる必要がある、
と思われたそうです。ただ、英語教師を目指している学生でも、
採用試験に英語の面接があるために、海外研修に応募してくるだけで、
採用試験が終わると、海外に目を向けるとか、英語でなにかしようとか
世界が広がることはない、と言われていました。
なんだかなあ。
また、うちの研究科でも質的研究が広まっては来ているものの、グラウンデッド
セオリーが多いんですよね、と言うと、グラウンデッドセオリーもやっぱり
量的研究ですよね、と言われていて、そうですね、切片化して文脈から
切り離す、という点では。と同意して、同じことを考えていた人が
いるんだと、すっきりしました。
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