2013年9月8日日曜日
JACET国際大会
JACET国際大会の感想文がなかなか書けなくて一週間たってしまいました。充実した三日間でし
た。大学英語教育学会なので、門外漢(いつも)ながら、参加の先生方を横目にみつつ、
圧倒されつつ、楽しんでいました。招待講演ではとくに英文学については、学部レベルの知識しか
ないしイギリス英語苦手なので、先生方が反応されるたびに凄いなあ、みんなこれわかってるんだ
(当たり前です!)と独り言ちておりました。
もうあちこちの先生方のブログで報告されているので、新鮮味もなくなっているのですが、
個人的には、
シンポジウムで「国内関連学会代表者からの英語教育への提言」と
それをうけて翌日の「国内英語教育学会長によるこれからの英語教育のあり方
―Session 1 の提言を受けて」 に一番興味がありました。
内容はこちら↓
http://www.jacet.org/2013convention/index.html
なぜ興味があるのかというと、1.小学校英語の教科化について、専門家の間で意見が
真っ二つに分かれているということが不思議であり、かつ心配。この「業界」でなんとか統一見解が
出ないものだろうか、と思ったのと、2.なぜここまで政治家にやりたい放題されているのか、
これだけたくさん学会があって発表があり、知見が積み重ねられて、現場では頑張っているのに、
学者の先生方は本気で行動を起こす気があるのか、ということを見極めたかった(すみません、素
人が)ということです。
1.については、明海大の大津先生が、今問題になっている三論点「小学校英語の教科化」「英語
の授業は英語で」「大学入試にTOEFL」のすべてについて提言するのか、と明快に質問して
くださり、それについては、とりあえずはじめてのことでもあり、急務であるTOEFLの問題だけに
絞る、ということでした。
2.については、大会のぎりぎり終わりに、4学会合同でされる提言をPPTで説明されましたが、
タイトルに提言の「可能性」というのがついてましたし、それについて質問も一切されないように
PPTを出して、はい、これで終わります、という運びだったので、これからなのか、という印象。
あまり力強い感じではありませんでした。でもぜひぜひ頑張っていただきたいと思います。
TESOL Quarterlyの副編集長が
いらしてたので、そのセッションのメモのみ、貼りつけます。興味ある方はどうぞ。
http://www.evernote.com/shard/s312/sh/03aa3399-928f-44a2-9bec-ca1572c37e96/02716991aa05c178e263b4706b9e56fd
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