今日は久々に師匠と面談。
今月中に大学に修士論文の題目の届を出さなければいけないのに、うっかりしていて
お忙しいところを時間を頂き、すったもんだの二時間半。タイトルだけやん、と軽くこっちは
思っていたものの、いやこれではダメ、もっといい言葉はないか、こっちを先にもって
きたらいい、いやこれでは意図が伝わらない、すごくこだわってくださいました。
最終的に、これで出すことにしました。
Learner's Transformation in EFL Tutorial Sessions:
From Activity Theory Perspective
学習者の変容を英訳してLearner's Transformation となったのですが、この変容、という
のが一番こだわったのが、どうしてもいい言葉がなく、最後にやはり一番最初に
出たこれだろう、ということになったのでした。
小学二年生から大学生まで、一人の子どもと付き合うと、こだわります。
もともと、どんな人に知り合っても、この人は子どものときどんな小学生だったんだろう、
どんな家族で育ったんだろう、お母さんやお父さんはどんな人で、どんな地域文化に
育ち、なんでこの人はこのように育ったんだろう、とついつい考えてしまう癖があります。
逆に、うちに来たばっかりの子どもたち、小学生にしても中学生にしても、この子たちは
どんな大人になるんだろう、人の役に立ったり頼られたりする人になるんだろうか、
今賢そうに見えても先々はたいしたことないのか、今反抗的で暴れているけれど
そのうちもっと要領よくなるのか、未知の世界。
自然に成長していくことはありえない、かならずその子を取り巻く環境が子どもを
つくっていく。それにまわりの大人たち、学校教育とか、地域の英語塾のおばさんである自分が
かかわることによって、子どもたちは確実に影響をうけます。望むと望まないにかかわらず。
びっくりするほど、ドラスティックに変わる。そして、それによって周りの大人たちも変わります。
そういうところを捉えたかったので、変容、という言葉に拘りました。
でも師匠も自分もとりあえずはすっきり納得してよかったです。
今日のレッスンも仕掛けはシンプルだったのに、なかなか、うまくいったような感じで
よかった。 既存の研究者のアイデアをお借りしたのですが、やはり先人が苦労して、
まとめ伝えて下さった知恵は借りるにこしたことはないですね。これからもどんどん
お借りしたいと思います。
こういう時に初歩的な質問をしてごめんなさい。副題、こういう場合anはいらないものなんですか?単なる質問です。
返信削除ご指摘ありがとうございます。提出した方にはネイティブチェックも頂いていたので、an つけていました。ブログの方で、冠詞に無頓着なのが露呈して恥ずかしいです、こういう基本的なことができていないと、ダメですね。頑張ります。
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