2013年9月23日月曜日
徴兵制
他でも何度か書いているのですが、
表題の件についてどうしても納得できないのは、憲法改正、というならば、はっきり
徴兵制復活、戦争をするといえばいいじゃないですか、ということ。
そのうえで、日本の国民全体でそうしたいのか、したくないのか、自分が戦争に行くのか、自分の
身内を戦争に行かせるのか議論を尽くすべきだと思う。
目標は9条改正、ということならば。それをはっきり打ち出して、そのうえでそのために
数を確保しなくてはいけないから97条を改正することを検討しましょう、とそれが筋ではない
ですか???こんなごまかしのようなやり方ではなく。
選挙の前に、母親にも姑にも、自民党が徴兵制復活といっているけど、どうなん?と
たずねたら、どちらも賛成と言っていた。じゃあ、可愛い孫娘の将来夫となる人が
戦争に行ってもいいん??と聞くと、どうせ二年くらい訓練に行くだけでしょ、という
答えだった。その程度の認識、を抱かせる、政治的な戦略がうまくいっているということ
だろう。
先の戦争で苦労した人たちにしてこのあいまいさ。ふわふわとした議論の中に実は
すごい地雷が埋まっているのではないか、という懸念を少しも抱かないでいる。
ちなみに、今日のレッスンでたまたま、worst job という質問の答えが、医者だった。
へえ、なんで?と聞くと、人の血をみるのがこわい、という答えでそれからいろいろ
話すと、はだしのゲン、とか、火垂るの墓、とかを見たら、本当に気分が悪くなって
吐きそうで、耐えられない、と言っていた。
こんな繊細な子どもたちを、孫たちを、育てたのは自分たちなのに、段階的に適切にたくましく
育てることもなく、彼らを自分たちや国の楯として戦争に送るということを、本気で現実に考えて
いる老人や大人たちは想像力も何もないモンスターとしか思えない。
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