2014年5月2日金曜日

学祭一日目、Discourse as Data, クリステヴァ

いちょう祭がはじまりました。五月なのに、なぜ、いちょう祭?

私が学生の頃は、いちょう祭は秋で石橋から坂をあがってくると門の前には

銀杏の鮮やかな真っ黄色の葉がふぶいていたものです。きっと諸々の

事情で今は大学祭は五月なんですね。


連休中に山ほど課題が出ていたのに、院生室の開錠コードを書いたノート

をロッカーに入れたまま、ノートやテキストも図書館に返す本にも手がつけられず、

数日がすぎ、やっと行ってきました。院生室は開いていて、熱心に言語学を先輩が後輩に

教えているのを横目に見ながら入ることができました。やれやれ。


課題の一つは、

Wetherell, M., Taylor, S. , and Yates, S. J.,2001, Milton Keynes: The Open University

の第一章と第二章を読んでおくこと。これだけで50ページ。でもこれは英語がとても読みやすい。

でも、認識論までさかのぼってくれていて、納得できそうです。今日明日中には読んでしまいたい。



と、副指導教官からメール。文献をもっと読むようにと、ここ数年に創刊された雑誌を紹介して

いただきました。苦しい、いや、ありがたい。



図書館では、自分の読書計画で講談社の「現代思想の冒険者たち」を全巻読むことにしているの

クリステヴァの巻を読みはじめました。これがすごく面白い。若き女子学生だったクリステヴァが、

ブルガリアからパリへ出てきたときのフランス思想界の構造主義が活況を呈していた様子から

まず始まって頭に入りやすいです。でも日本語なのに、いざ思想的なことに入り始めると、

こっちの方が難解。


学祭の喧騒をよそに、多くの学生が図書館で集中しているのには感心するばかりです。

夕方になってステージが始まるとますます派手に。でも、ポップスが終わって、響きわたる

アカペラのハーモニーがとても上手で、聴かせる。



明日から、ボランティアをしている留学団体のコスタリカの高校生を三日間我が家に

泊まらせることに。


time managementがcrucial、せっかく連休でレッスンもないのに、色々引き受けすぎ。

計画入れすぎ。なんとかしないと課題が全部できなくなって大変なことになって

しまいます。考え直さなくては。やっぱり、ちょっと判断能力がにぶっているのかも

しれません。


大事な雑誌の投稿も五月末の締め切りで、せっぱつまってきました。ブログ書いている

場合ではないんですが、どうしても書いてしまいます。

2 件のコメント:

  1. 刺激に身をまかせてはいけないということですね(つまり反応しすぎない,ということ)。

    私も連休中に採用試験の書類と8月の学会発表用の予稿集を作らないとという感じです。病み上がりなのですから,あまり周りに目を向けすぎず,自分を大切になさってください。

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  2. ご心配かけてすみません。徳島で発表を予定されてるんですね!がんばって下さい。採用試験も、もう巡って来るのかと思うと一年あっという間ですね。

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