先月、授業観察に来てもらった大学授業開発論のメンバーと
直後のリフレクションで、学生に評価の観点を一生懸命
’(私が)説明されていたけど、ルーブリックを使う、という手もあるよ、
と教えてもらいました。
英会話学校の時に、、見たことがあり、会社から
評価に使うよう指示されて使ってはいました。でも、あんな
細かい、びっしり書かれた表を自分が作るとは思ってもみなかったし、
なんか、チェックももひとつ厳密にできなかったような気がするので、
敬遠していました。
が、このたび、作ってみました。
ネタ本は「大学教員のためのルーブリック評価入門」。早速
RubiStarというサイトにもアクセスすると、作ったものを、
自分の生徒向けに日本語に訳したり修正するのは簡単だったので、
つくって授業で相互評価をさせてみました。
いやあ重い。紙が重い。
だって、37人のクラスを4人ずつ9グループに分けて、
各グループのプレゼンにみんなでルーブリックにまる付けするとすると、
37×9は少なくとも紙がいるわけです。
それを全部見て、どう処理するのか。というのも課題。
なんでもやってみないとわからないですね。
グループ分けも新しく、みんなの表情を見ながらやって、
ようやく覚えきれなかった学生の顔と名前が一致して、
なんとなく自分がこのクラスと一体になった気持ちがしてきました。
すると、少しは、学生も自分となじんでくれたような
気がして(できるできないは別として)、グループワークも
とても感じよくなってきました。
これぞ私の目指している授業です。
馴染みのないひと、違和感のある人とでも、教え合い、話し合う、
たずね合う、わかることは共有する、そうしてお互いに助け合うことが
できるようになっていく。
そういう態度を身につけることができれば、社会に出ても
きっとやっていけるし、一人ではできないこともできるようになる、
そして何よりも人から信頼されると思うのです。
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