2015年3月26日木曜日

学位授与式他

今日は修士と博士の卒業式と学位授与式、そして修了祝賀会でした。

卒業式は全学そろって大阪城ホールであったらしく、

学位授与式の時間近くになると顔見知りのM2さん君たちが、

三々五々あでやかな袴姿ときりっとしたスーツ姿で院生室に

現れてきます。



言語文化研究科の学位授与式は、よくいろんな行事が

あるなじみ深い大きなお部屋で。えっとおもったのは、

修士はまあまあ一学年こんな数だろうと納得したのに比べ、

博士の学位を授与されたのは、たった4人。。。。。


確か私の同期は15人いるはず。。。。。

博士論文審査会も結構人数いたぞ~~~。



終わってから夕方の祝賀会を手伝ったりしたのですが、

その時にたまたまお話した先生が博士論文の指導を

なさっていらして、5年間毎週書いたものをもってこさせて

ディスカッションをされていたそうです。その院生が

今日博士号を授与されたそうでした。学会発表も

頻繁にされていたとか。でも博論につながらないものも

あった、今後の研究に生かすとか。データも沢山あったけれど、

それをどのようにするとかが大変だったようです。


学位授与式の時の我田先生のご挨拶、


1.研究上のオリジナリティについて。

材料を収集し、配列して一貫した論理を打ち立てる

研究者としての編集能力が重要なのだ、ということでした。

独創性、というのは奇をてらったことではなく、ありきたりの食材を

独創的に調理するということ、編集能力、といいう観点から

考え直すこと、とおっしゃっておられました。



2.言語文化学、について。

修士にせよ、博士にせよ、言語文化学という専門分野の称号なので、

改めて言語文化学とはなんだったのか、その中で自分はどの領域に

位置しているのかを思い返してほしい。言語と文化はお互いを

規定し合っているもの。言語と文化をめぐる相互作用の様々な

様相がある。あるときは理論的に、あるときは実践的に

営まれる言語と文化の懸け橋になっていただきたい、そう

なっていただくことを期待しています。


というお話でした。


とてもとてもよかったです。

改めて、


3年しか猶予はないのに、もう1年過ぎてしまいました。






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