今日は修士と博士の卒業式と学位授与式、そして修了祝賀会でした。
卒業式は全学そろって大阪城ホールであったらしく、
学位授与式の時間近くになると顔見知りのM2さん君たちが、
三々五々あでやかな袴姿ときりっとしたスーツ姿で院生室に
現れてきます。
言語文化研究科の学位授与式は、よくいろんな行事が
あるなじみ深い大きなお部屋で。えっとおもったのは、
修士はまあまあ一学年こんな数だろうと納得したのに比べ、
博士の学位を授与されたのは、たった4人。。。。。
確か私の同期は15人いるはず。。。。。
博士論文審査会も結構人数いたぞ~~~。
終わってから夕方の祝賀会を手伝ったりしたのですが、
その時にたまたまお話した先生が博士論文の指導を
なさっていらして、5年間毎週書いたものをもってこさせて
ディスカッションをされていたそうです。その院生が
今日博士号を授与されたそうでした。学会発表も
頻繁にされていたとか。でも博論につながらないものも
あった、今後の研究に生かすとか。データも沢山あったけれど、
それをどのようにするとかが大変だったようです。
学位授与式の時の我田先生のご挨拶、
1.研究上のオリジナリティについて。
材料を収集し、配列して一貫した論理を打ち立てる
研究者としての編集能力が重要なのだ、ということでした。
独創性、というのは奇をてらったことではなく、ありきたりの食材を
独創的に調理するということ、編集能力、といいう観点から
考え直すこと、とおっしゃっておられました。
2.言語文化学、について。
修士にせよ、博士にせよ、言語文化学という専門分野の称号なので、
改めて言語文化学とはなんだったのか、その中で自分はどの領域に
位置しているのかを思い返してほしい。言語と文化はお互いを
規定し合っているもの。言語と文化をめぐる相互作用の様々な
様相がある。あるときは理論的に、あるときは実践的に
営まれる言語と文化の懸け橋になっていただきたい、そう
なっていただくことを期待しています。
というお話でした。
とてもとてもよかったです。
改めて、
3年しか猶予はないのに、もう1年過ぎてしまいました。
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