2015年3月23日月曜日

3月も下旬、日本人にとっては年度末、受験も終わり、卒業、入学、就職と

大事な時期です。


2月から3月にかけて、うちのささやかな英会話塾でもなにがしかの変動が

あります。英会話を続けるべきか、他の習い事や、学習塾、中学高校大学受験や

クラブとの時間とお金の兼ね合い、それぞれのご家庭で子供と親との

話し合いや葛藤があり、何を優先順位とすべきか、価値観のせめぎあいが

あり、続ける子、やめていく子、色々あります。


親御さんたちもさまざま。辞める時にメールで丁寧に事情を説明して

下さる方、最後のレッスンの時に生徒と一緒に来て、

玄関口で挨拶をされる方、手土産とメモを生徒に持たせる方、

本当にみなさん、ちゃんとされていて、自分が子供の先生にこんなに

ちゃんと全部で来ていただろうか、と反省しきりです。


私は全然そんな丁寧にされると返って緊張するので申し訳なく、

何年つきあおうが生徒がじゃあね、と去って行ってくれるほうが

気楽でいいんですけれども。近所なので、また道であったり、

居酒屋やコンビニに行くと、小学生だった子が高校生になっていて、

せんせい、と声かけられてびっくりするのにも慣れてきました。



お月謝も毎回ぴんと新札で入れて来られる方、自分は会計も

いい加減で月謝袋を渡すのも忘れるのに、必ず別の封筒に

毎月入れて生徒にもたせるご自身に厳しいお母さんたち。


14年以上、こんな感じでやっています。保護者の方々に

ずいぶん色んなことを教えていただきました。その中で感じるのは、

子どもに対する期待と塾であれ学校であれ先生という存在に

対する大きな期待と失望。



がっかりさせたこともずいぶんあっただろうなあ、と思います。




その反省から、専門の勉強をはじめたというのもあります。











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