2015年3月24日火曜日

批判談話分析など

親しくさせていただいている先生から、この週末あった東北大学での

メディアとことば研究会のお話をお聞きしました。



その中で特に印象に残ったことが二つ。


一点目は、経済産業省が公開しているデータを詳しく見ると、原子力発電で

供給される電力と自家発電でまかなえる電力はほぼ等しい、

という指摘がなされていたということです。



原子力発電所についてどういうスタンスをとるべきなのか、

悩んでいたので、とても参考になりました。日本はまだ、データの大幅な

ごまかしをしてもばれるような社会らしい、というのがちょっと安心しました。


二点目は、批判的談話分析と称しているけれど、発信側のデータを

分析しているだけだったので期待外れだった、ということでした。

本来ならば、例えば記者会見で記者と政府側のやりとりから

生まれてくるものを分析するのが批判談話分析なのに、と。


日本に批判談話分析が入ってくる入り方がよくなくて

結局分散してしまい、結果日本には批判談話分析は

ほとんど広まっていない、ということでした。


面白い。





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