2014年10月23日木曜日

学会発表直後の感想

終わった〜! 終わりました。

昨夜遅くまでやって完成させたレジュメを見直すと、あかんとこが沢山見つかり、

パワーポイントのチェックをすると音声が出ないので、直前まで配布資料と

PPTの修正でほぼかかりきりでした。


ちょっと嬉しかったのは、用意していた50部の資料がほぼなくなり、

自分の時間になると授業で一緒だったMやDの院生達がぞろぞろ入って来てくれたり、

受講している授業の先生が来て下さったり、思ったより沢山の人に

興味を持ってもらえたというのが驚きでした。発表終わってから、院生室で

行けなかったので、レジュメ下さい、と言ってくれた院生もいて、感激しました。


と、いうことは、外部から来たD1として、反面教師として参考にさせて

もらう、というのかもしれないし、自分の参考文献リストが資料となるのかも

しれないし、とりあえず、一応、ちゃんと作ってよかった~~、と今更ながら、

冷や汗。



怯えていた肝心の指導教官は、

開始時間が遅かったので、ごめんごめん見られへんねん、

資料だけ後でちょうだいということで、気が抜けるやらほっとするやら。

まあ、またゼミで発表することになるのでそれまで厳しいコメントはお預け。


前回、研究計画を出したときは、がっかりした、博論のスケールではない、

ということだったので、それに一歩でも近づけたつもりでした、まだまだ

まだまだですが。



指導教官の今日の授業では、理論、理屈と哲学をつきつめて、

それでどうやねん、となったときに、では、実証としてデータを出す、

というのが筋。データがあればいいという実証主義という病気になりすぎ、

(日本語教育の話らしい)と吠えていらっしゃいました。



博論の構想としては今日の発表をベースに、理論と理屈と哲学を

他者性の獲得、という観点からつきつめていこうと思います。

データ、実証は、談話分析、会話分析をさらに専門的にやって

自分なりにバランスのとれた方法論を確立していこうとしています。

先行研究、これが一番苦手、今回は教室談話研究にしましたが、

ちょっと違うような気がして気持ちが悪い。


自分の悪い癖は、飛躍しやすいこと。短気なので性格が

出ているんでしょうね。経過をコツコツ追っていくということが

できにくい。でも、それができないと研究者としては失格、

というのもよくわかっております、はい。




事後の懇親会では、韓国からの留学生が私もアイデンティティを

やっているので興味あったんです、と言ってくれました。

ふむふむ。結構人が来てくれたのは、タイトルがわかりやすく興味を

ひいたのかもしれません。タイトルって大事なのがわかりました。

これです。


「第二言語学習における談話による小学生のアイデンティティ構築」


拙い発表でしたが、興味おありの方あれば、連絡くださればレジュメお送りします。


あと、次の段階としては、言語文化学会の学会誌に投稿するという

のが目標です。どうなることやら。














1 件のコメント:

  1. ご発表お疲れ様でした。「第二言語学習における談話による小学生のアイデンティティ構築」、可能であればレジュメぜひほしいです!いただけませんか?

    返信削除