学会の発表に向けて自分でテンションを高めていたところ、
わりといけるかも、と思っていたら、がつんと頭を打たれました。
自分にとってはいい薬です。
副指導教官の先生は、若手ながらものすごく有能な方で、これでもか
これでもか、というぐらい要求水準が高いのです。優秀なM君さんたちも
おろか私など追いつくのが精いっぱいなほど英語の読解力と
知識量もすごい、でもそこはDの一応プライドもあり、
がんばってこれまではがんばってくらいついて来ていました。
が、今日の授業で配られたのは、先生の論文(他の研究者との
共同執筆も含め)4編。それも、共同執筆者もそうそうたる
方々で。先生のハワイ大学での修士論文さえもが、掲載された
Journal of Pragmaticsのコピーでした。
秀才とか、天才とかってこのことかなあ、と思わされるような方なので、
・・・先生は、君たちも英語が書けるんだから、書くようにしたらいい、
大学の紀要とか国内の論文に書いても無駄だから、一流の
雑誌に書かないと意味がない、僕もこれを書いてから人生が
開けた、とおっしゃっていました。
いやみでもなく、何の含みもなく、みんなにこんなチャンスが
あるんだよ、ということを語る先生。
それをどう受け止めるかは、生徒一人ひとりの認識。
とりあえず、とりあえず、木曜日の発表をやるしかないです。
こんな高いレベルのことを視野に入れるのはそのあと。
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