2016年11月18日金曜日

提出の立ち合い

今日は、たまたま8年越しで博士論文を提出して博士号を取られた方と、


まさに博士論文を提出する瞬間に居合わせました。






お1人は、私が博士後期課程に入学する前からおられたずっと主のような雰囲気の


人でした。何か月か見ないなあ、と思っていたら、エレベーターでお会いしたので


今どうされているんですか、とたまたまお聞きしたら卒業して、特別研究員に


なったんです、と淡々と言われていました。分野がちがうので詳しいことは存じ上げないのですが、


博士論文を提出したらいろんな道が開けてきた、とほっとしたようにおっしゃっていました。


後から、今日が特別研究員になられて一日目だったということを知りました。


8年かかりました、でも書いた方がいいです、と言われていました。


院生室で、研究室がもらえそうだ、と嬉しそうに言われていたのが印象深かった。








もうお1人は、前期授業をご一緒した方で、今日たまたまPC室でお会いした時に


博士論文提出一時間弱前でした。もう、ほんとにたいへんそうで、二ヶ月寝ていない、


と足を引きずっておられました。頭がおかしくなりそう、こんなに体を壊しながら


やることかと思う、と、貫禄の社会人で、会社も経営されていて、講演も論文も


沢山経験がある人なのに、これは全然違う、と力をこめて言っておられました。






ここで博論を提出する、ということがどれだけ特殊なのかが伝わってきます。




他の大学は知らないので、どこの大学であれ博論を書くということ自体が


特殊なのだろうとは推測がつきますが。






ともあれ、体力と精神力があるうちに書くものだなあ、ということはわかりました。

















































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