12月上旬に博士論文審査会があります。
本来は、この審査会に自分が出す予定でしたが、でも、もちろん
いきなりこの世界に入ってきた素人が3年弱で出せるものではないです。
でもなんというか、時間が自分を成熟させてくれるというか。
修士課程に合格し、入学した時、M1,M2、そして修士論文をもがきながら
提出した時、博士後期課程に合格し、入学した時、D1,D2,D3の前期まで、
そして今D3の後期で入学しているこの今。
すべて、見ている心理的な景色が違います。
博士論文審査会も、年に二回あり、D1の時から何回も見てきました。
自分を奮い立たせようと思って学位授与式も後ろの方で
見つめていました。
でも、今年はすべてが違う。
同期のD3が博士論文審査会に提出すると決死の覚悟を決めています。
そして、認められれば学位授与式で彼が博士の学位を授与されるのを
みることができる可能性がある。
しかも、彼は外国人で、日本語で博士論文を書いているのです。
すごい、としかいいようがありません。
昨年も、仲良くしてくれたタイの留学生が日本語で博士論文を書き終えて
帰っていきました。
彼らのすさまじい頑張りに自分も勇気づけられます。
半年は休学させてもらったけど、なんとしてもがんばろう、しかも
修士の時とはちがって英語、日本語どちらか、という選択肢が
あり、激しく迷っていましたが、日本語で書こうと思い始めています。
日本語でなければ書けないことがある。
12月24日に、この2週間指導教官のゼミで発表したことを
ある程度まとめて、外部の研究会で発表し、その勢いで分析と考察を
深めて、来年の7月に彼に続いて博士論文審査会に突入していくのが目標です。
先生方、仲間の時間をとってもらい、聞いてもらい、意見をもらい
なんとかなんとか進んでいます。ほんとうにありがとうございます。
まわりの人に勇気づけられます。がんばろう!
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