2016年11月18日金曜日

12月を迎える

12月上旬に博士論文審査会があります。


本来は、この審査会に自分が出す予定でしたが、でも、もちろん


いきなりこの世界に入ってきた素人が3年弱で出せるものではないです。






でもなんというか、時間が自分を成熟させてくれるというか。


修士課程に合格し、入学した時、M1,M2、そして修士論文をもがきながら


提出した時、博士後期課程に合格し、入学した時、D1,D2,D3の前期まで、


そして今D3の後期で入学しているこの今。




すべて、見ている心理的な景色が違います。




博士論文審査会も、年に二回あり、D1の時から何回も見てきました。


自分を奮い立たせようと思って学位授与式も後ろの方で


見つめていました。




でも、今年はすべてが違う。




同期のD3が博士論文審査会に提出すると決死の覚悟を決めています。


そして、認められれば学位授与式で彼が博士の学位を授与されるのを


みることができる可能性がある。




しかも、彼は外国人で、日本語で博士論文を書いているのです。




すごい、としかいいようがありません。




昨年も、仲良くしてくれたタイの留学生が日本語で博士論文を書き終えて


帰っていきました。




彼らのすさまじい頑張りに自分も勇気づけられます。






半年は休学させてもらったけど、なんとしてもがんばろう、しかも


修士の時とはちがって英語、日本語どちらか、という選択肢が


あり、激しく迷っていましたが、日本語で書こうと思い始めています。




日本語でなければ書けないことがある。




12月24日に、この2週間指導教官のゼミで発表したことを


ある程度まとめて、外部の研究会で発表し、その勢いで分析と考察を


深めて、来年の7月に彼に続いて博士論文審査会に突入していくのが目標です。






先生方、仲間の時間をとってもらい、聞いてもらい、意見をもらい


なんとかなんとか進んでいます。ほんとうにありがとうございます。




まわりの人に勇気づけられます。がんばろう!







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