2016年9月24日土曜日

質的心理学会一日目

朝からフル回転。聞きたい発表がいくつも同じ時間帯に重なっている~。




聞いたのは、


TEAワークショップ 
分岐点分析の意義と「クローバー分析」の考え方
サトウタツヤ(立命館大学) 市川章子(一橋大学大学院)


会員シンポジウム
ビジュアル・ナラティブの方法論と現実を変革するイマジネーション
やまだようこ(立命館大学) 他


ナラティブをメタ分析する―言語教育からの探求-
島津百代(関西大学) 他




ポスター発表は、


オートエスノグラフィーによるキャリアの「語り」の可能性―「転機」と「自己物語」の視点から
土元哲平 鹿児島大学教育学研究科


ピアジェの発生的認識論のスピノザ的解体ー(3) ベルクソンによる意味の身体性批判
小島康次 北海学園大学


同級生の大学生と社会人の再会場面における「自己の変化」に関する談話特性
―三慮社のポジショニングに着目した検討―
阿部廣二 早稲田抱く学大学院人間科学研究科


質的研究の意義から見る読み手の位置づけー個人の経験の意味づけや解釈を探求する研究を対象にー
伊藤翼斗 京都工芸繊維大学
大河内瞳 関西学院大学
香月裕介 神戸学院大学


一日目の感想


1.
もっと早くこの学会に来るべきだった。自分でやたら敷居が高いと思い込んでいたので
2,3年前に立命館大学で開催されていた時も行かなかったし、昨年も先生に誘われたのに
行かなかったのが悔やまれる。質的研究のメッカだし、今、どんな質的研究が流行っているのか一目瞭然で、ワークショップもあるので、どんな分野であれ質的研究で研究をやってみたい人の教育機関のようになっている。


2.
著書で、有名な先生が多いがそういう先生ほど、本で書かれた王道ではなく最先端を行こうとして時代に合わせた軽い内容を扱っているので、がっかりすることがある。


3.
能智正博先生の「APAの質的研究論文評価基準を読む」というシンポジウムを楽しみにしていたが、部屋で待っていても始まらず、突然キャンセルになったと開始1分前に知った。キャンセルになった理由は、議題の評価基準の公開が遅れたためということだったが、準備されているはずだし、能智先生に会えると思って楽しみにしていたので、せめて登壇者は会場に来て少しでもできる範囲で話をしてほしかった。わざわざ、このためだけに予定を調整して名古屋に来たのにと言う人もいたし。あんまりだ。


4.サトウタツヤ先生の講演と指定討論をほぼ初めて拝聴した。先生の博識と頭の回転の速さにびっくり。ちょっとお話しできて、なんかほっとした。ももいろクローバー分析はいらないと思いましたが。




夜は、久しぶりに会うことができた友人夫婦が、韓国料理に連れて行ってくれました。実のある話をたくさんできて楽しかったし、私が頑張っていることを前向きに評価してくれたので、本当に救われました。ありがとう~!参鶏湯、石焼ビビンバ、ニラキムチ、ナムル、マッコリ全部美味しかったです。


帰りに寄ったホテルマリオットでいただいた白ワインがこれまた美味しく、論文の読みがラウンジで進む進む。


明日も、頑張って参加します。




来週はいよいよ、せんせとして授業だ~!帰ったら、準備の仕上げ、こっちもがんばりましょう。



















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