どんどん新聞やテレビなどのいわゆる昔ながらのマスコミ
から遠ざかりつつあります。だんだん年を重ねるとともに、
ことばの遣い方に気難しくなってきています。
多分、若い頃から「レッテルを貼って見てしまった」というような発言も
耳に残っていたので今に始まったことではないと思います。
いくらそういう現象から距離を置こうとしても、カテゴリー化、という
誘惑から自分も含め人はなかなか逃れられない。自分の理解できる
世界の範疇に入らない、あまりにも違和感がある現象をとりあえず
分からないまま置いておく、ということができない。
何かしら自分のこれまでの世界観でカテゴライズしたり、名前を付ける
ことで、整理できたと思いこんでしまう。
ことばを軽くもて遊び、安易にカテゴライズする人からはできるだけ離れないと。
ことばを道具として、説明できない現実を自分の都合のいいように
歪めて説明しようとする人は、ことばから復讐されるのです。
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