2015年5月9日土曜日

グローバル人材

ゴールデンウィークが終わりましたが、色々できなかったことを

したり、会えなかった人たちと会えてよかったです。


本当は、その数日間にもっと研究をすべきだったのかもしれませんが。



かなり前にあったきりの友人に再会しました。プロの国際ジャーナリスト

である彼女と話したことで印象に残ったことが二つ。


今更なんで日本はグローバルと言っているのか、と不審がって

いたということと、本当にグローバルな人材なんていらないんだよね、

ということ。



一つ目は、今更、ということばを使うということは、彼女がその概念は

古いととらえていることだと思います。確かに自分も英国の航空会社

に勤めていたときには斬新なイメージがあったけど、世界的には

グローバル、というのは、もう、ださいんだな、と感じました。


二つ目は、彼女のように高校でアメリカに留学し、

日本の大学を出てアメリカでジャーナリズムを勉強し、仕事で

ロンドン、カンボジア、タイ、ミャンマー、ニューヨークと

十年以上海外で勤務していた本当の意味でグローバル人材と

いう人がそう感じる、ということの日本社会の病理という

ものを感じました。ほしいのは「グローバル風」な日本人なんだよね、

という。


自分たちの感覚を逆なでするような論理を身につけて

しまったグローバルな日本人なんていらない、ということなんでしょうか。










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