自宅塾の生徒はもうとらないようにしてるので、
小学生の時からのつきあいの子だけが来ています。
ちょっと今高校生の子の顔色が気になります。
素直で勉強もよくできる気持ちのまっすぐな優しい子なのですが、
進学校で、あこがれの大学があるので受験は彼にとっては正念場。
連休前までは好きな科学の話などやクラブの話も笑顔で
話せましたが。GW明けの顔を見ると、ちょっとくらい。
だいじょうぶかなあ。
塾と理系に特化したクラスなので、友達の発言と
もちろん相互に影響しあうし、先生への批判があるのは
若者として当然。ただ、気になるのは、あの先生のやり方だと
伸びない、という友達同士の会話です。受験=点数の競争=
いい先生は点数を伸ばしてくれる先生、という考え方。
そりゃそう、科学者になりたい、あこがれの科学者がいる大学に
行きたい、それには我慢して細切れの知識を意味なくても無理矢理に
つめこまないといけない、効率、効率、効率が大事。
それでも、週一回英語をしゃべりに来てくれる。うちはそれほど
効率的なレッスンはしていないのですが。
彼のいいところがそういう効率主義で損なわれているのが
痛ましい。でも、人生どこかでそんなことで苦しまなければ
ならないのであれば、大学受験でひと時その洗礼を
受けるほうがまし。
もっともっと人生には辛いことがある。彼が大きくなれば、
また優しさを取り戻して沢山の人に貢献する科学者になるはずだと
思う。
がんばれ、まーくん!
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