国際英語の授業を聴講させていただいています。
感じたことは山ほどあって書ききれません。が、色々思います。
先生は私よりも年配の方です。国際英語という銘打ってはいるものの、
なんか感覚が古い。なにかというとアメリカと日本、もしくは、アメリカとアジア、
という二項対立の思考方法も今ひとつ。ヨーロッパ知らんな、と思う。
Japanese Englishとか、日本を打ち出すのであれば、もっと深い
宗教的、歴史的、哲学的な思考もあってしかるべしであると思うのですが、
それはあまりない。英語では色々言われていますが、あまり
授業では伝わってこない。
日本もしくは日本文化に関する考察が表面的すぎて
私は物足りないです。かといってアジアのそれぞれの国の
宗教、文化、哲学、歴史にに関する知識もそれほどあるとも思えません。
多様な英語を学ばせるために色々な国の政治的なニュースを
取り上げるのであれば、それなりの国際メディアやジャーナリズムの
専門知識がないと学生を誤って誘導してしまう危険があるのでは
ないかと思ったり。
その先生にあこがれ、影響を受けた、優秀な学生のプレゼンはすごい。
英語はすごく、流ちょうで品格があって論理的でさすがだと
感じました。ただ、なんか、内容が浅い。その先生の考えが表面的
なので、それに影響されてしまっていて、せっかく日本人で英語の
説得力があるのに若いうちにプレゼンの形式が完成されてしまって
いるのがもったいないと感じました。
若い時はもっともっと、バランスが悪く、葛藤してぶつかって
苦悩したり、嫉妬したりされたりする方がいいのではないでしょうか?
そうでないと、人生を深く考える機会を逸してしまうのでは?
私の生意気な時代をみた大人もきっとそういうふうに
感じて、聞く耳もなかった未熟な私の可能性に、
色々忠告してくださったはず。
若者と年配者の遭遇をまのあたりにみると、
そういうことをまた懐古的に色々感じるのでした。
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