ノートテイカ―の仕事で、臨時で学部の西洋史の講義に
参加しました。
90分の授業、先生はパワーポイントとレジュメを使いつつ、
しゃべりっぱなし。講義力、すごいなあ、と思います。しかも面白かった。
こんな授業は私はとてもできません。あこがれます。
こういう授業は得るところが多くて自分は大好きなんですが、
これをやって非常勤クラスの学生に90分集中させられるかというと
とてもできないです。
ノートテイカ―は、対象の学生と一緒に前の方に座っているので
みんなが集中しているのかどうかわからないので、前からみたくてうずうずします。
臨時ではない、固定の英語授業も英語の新聞記事を始めに
15回分を配って毎週訳してくることを宿題にして、
始めの60分は学生が段落ごとに英文を読んで、自分のやってきた
訳を読み、それに先生がコメントする、のが4段落くらい、あとの
30分は読んだ部分の表現を使った和文英訳の4つの課題を
先生が配り、学生がその場で10分くらいで訳して、できる人が
黒板に書き、それを先生が見てコメント解説するというもの。
ちゃんとまじめにやる人は実力がつく、とってもいい授業です。
でも、自分ができなかったドイツ語の授業では落ちこぼれだった
経験からすると、できない学生はついていけないと思います。
こちらはノートテイカ―で生徒側なので、先生が何をしておられるのか完全には
わからないのですが、おそらく単位を落としそうな学生を気にして
おられる感じがします。
そこにまた、優秀な学生がちゃんと鋭く答えたり、授業が
終わってから先生に納得できないところを質問しにきたりします。
先生はたいへん。
まあ、生徒の立場から翻って、
非常勤の先生の壇上からは全員見えるので、70数人あとがんばるか、
がんばれないか、ごまかすか、まじめにやっているか、
まじめだけど授業では自分を出せないのか、
口だけ愛想よくして宿題は出さなくても
この先生はあまいし、なんとかなると思っているのか、
メールとシャトルシートと授業の様子と授業の前後の様子で、
ぜ~~んぶ見えます。
さあ、厳しくしよっと。
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