2015年1月17日土曜日

研究報告書

  一年間の研究報告書なるものを提出するようにということで、

今、取り組んでいます。

  早いようで、長く、濃い一年でした。先生方がセレクトして読ませて

下さった文献の膨大な量を見ていると頭が朦朧としてきます。

セレクトする前の先生方の頭の中がまるで知識の大海の

ように思えてきます。

 
 でも、その文献や勉強したことが全部否定されそうだと

思うと、さらに朦朧としてきます。



 
 初心に戻って考えると、確かに自分は言語哲学的なことを

やりたいのであって、決してはじめから実証的な研究を

目指していたわけではない。ただ、研究と言うものは実証的で

なければならないから、と思ったので、論文を書くために実証の方法を

取り入れようとしていたわけです。


 実証的な社会科学でなく、解釈学の方法で、と師匠が言うなら、

それができるなら、自分としては理にかなってはいる。

 


  今度はディルタイ、シューマッハ、ガダマーとか読んだこともないものに

取り組まなければ、そして自分で納得できればそれでいい。


やるしかない。


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