2015年1月24日土曜日

講演:科学技術は何処へ行くのか

大学で野依良治先生の講演があって、吹田キャンパスからの中継なのですが、

拝聴してきました。生徒に理系の子もいるので、

もっと科学の話も聞かなくては、と思っています。


客観的で正しい自然観、ということを強調しておられるのは、

色々と異論があるのですが、もちろん論駁できるほどの見識は

ないので、これからいかに勉強するかです。


さすが世界的な科学者の方だけあって、これからのテーマは

世界の貧困をなくすこと、そのためには全世界の様々な分野の

学者が集まり、若者、女性、外国人(?日本で集まるということですね)

をリーダーにして知恵を結集してこの問題を解決していかなければ

ならない、とおっしゃっていました。一国家がいかにして競争に打ち勝つか、

とか経済的に繁栄するかなどの話とかでなくてよかったです。



今の科学がどういう方向に向かおうとしているのか、も

教えていただきました。知らない最先端のお話もありました。


もっと深い哲学的な話が聴けるかなあ、と思っていたのですが、

それはありませんでした。葉っぱのフレディーの

たとえ話もわかりやすいのですが、もっと科学哲学よりの

知らない話を聞きたかったかも。ちょっとハイデッガーに触れられて

いました。


5月には山中伸弥さんも講演にお見えになるようです。





0 件のコメント:

コメントを投稿