大学で野依良治先生の講演があって、吹田キャンパスからの中継なのですが、
拝聴してきました。生徒に理系の子もいるので、
もっと科学の話も聞かなくては、と思っています。
客観的で正しい自然観、ということを強調しておられるのは、
色々と異論があるのですが、もちろん論駁できるほどの見識は
ないので、これからいかに勉強するかです。
さすが世界的な科学者の方だけあって、これからのテーマは
世界の貧困をなくすこと、そのためには全世界の様々な分野の
学者が集まり、若者、女性、外国人(?日本で集まるということですね)
をリーダーにして知恵を結集してこの問題を解決していかなければ
ならない、とおっしゃっていました。一国家がいかにして競争に打ち勝つか、
とか経済的に繁栄するかなどの話とかでなくてよかったです。
今の科学がどういう方向に向かおうとしているのか、も
教えていただきました。知らない最先端のお話もありました。
もっと深い哲学的な話が聴けるかなあ、と思っていたのですが、
それはありませんでした。葉っぱのフレディーの
たとえ話もわかりやすいのですが、もっと科学哲学よりの
知らない話を聞きたかったかも。ちょっとハイデッガーに触れられて
いました。
5月には山中伸弥さんも講演にお見えになるようです。
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