土曜日、自分としてはとても勉強になった充実した時間でした。
発表される先生のトランスクライブもさせていただき、
こんなふうに料理するのか、という視点も面白かったし、
M2の優秀な院生の切り口も面白く、でも帰国子女なりに
こういうところが日本人の視点とちがうなあ、と思ったり、
オーストラリアの大学で博士号をとられた先生の
ストーリー、量的質的研究のバランス、ジェンダー研究の微妙さ、
などなど。
帰宅途中の電車でばったりあった、院生に感想をきいてみると、
厳密に会話分析でなかったのがかなり不満であったようで、
難しいなあ、と改めて思いました。
会話分析というのは、その会話の参与者の性別や背景知識は
問わず、会話のシークエンスから純粋に読み取れる要素だけで
分析するものなので、一年間みっちり勉強してきた人には
会話分析の真髄を見れると期待してきたのに、結局全部談話分析だった、
というのが許せなかったようでした。
まあ、それもわかる。だったら、質問したらよかったのに、と云いましたが、
3時間に4つの発表で、質疑応答の時間がなかったため、、
スケジュール的な問題もあったかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿