2014年12月22日月曜日

会話分析による応用言語学研究会

土曜日、自分としてはとても勉強になった充実した時間でした。

発表される先生のトランスクライブもさせていただき、

こんなふうに料理するのか、という視点も面白かったし、


M2の優秀な院生の切り口も面白く、でも帰国子女なりに

こういうところが日本人の視点とちがうなあ、と思ったり、


オーストラリアの大学で博士号をとられた先生の

ストーリー、量的質的研究のバランス、ジェンダー研究の微妙さ、

などなど。


帰宅途中の電車でばったりあった、院生に感想をきいてみると、

厳密に会話分析でなかったのがかなり不満であったようで、

難しいなあ、と改めて思いました。


会話分析というのは、その会話の参与者の性別や背景知識は

問わず、会話のシークエンスから純粋に読み取れる要素だけで

分析するものなので、一年間みっちり勉強してきた人には

会話分析の真髄を見れると期待してきたのに、結局全部談話分析だった、

というのが許せなかったようでした。


まあ、それもわかる。だったら、質問したらよかったのに、と云いましたが、

3時間に4つの発表で、質疑応答の時間がなかったため、、

スケジュール的な問題もあったかもしれません。

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