2014年9月13日土曜日

Discourse and cognition 他

5月の始めにこの本のことをちょろっと書いたと思いますが、

それからまったく進んでいなく、やっと第三章を読み終わりかけです。

なんせ、真剣に読んでいると今までの自分の五臓六腑をひっつかんで

ひっくり返しかねないような世界観と人生観のパラダイム転換を強いるような

感じです。




進めてくださった先生は、アメリカの大学院でこれまでの人生で一番勉強と

研究に没頭したという若い方なので、英語に関しては太刀打ちできるはずもなく、

さっと読めるでしょう、と渡された本のことごとくが時間がかかるかかる、

しかも内容が深いし。先生はどういう読み方をなさっているのですか、と

おたずねすると、最初はとにかく線もひかず一冊ざっと読み、概要を頭に

入れてから精読される、とのこと。まず、線も引かず概要を頭に

入れる、という時点から自分にはもう無理。亀のように、鉛筆を引き、

気を失いそうになりながら、書きこみ、辞書引き、書きだすという作業

が自分にとって読む、ということなのです。


とにかく、書きださないと読んだことを全部忘れてしまいます。


今日久しぶりに院生室であったM1君に夏休みなにしてたの、と聞くと、親が

ハワイにいっていたので、ひたすら午前中洗濯、掃除、ご飯をつくって残りの

時間は論文を読んでいました、と言う。それも後期とりたい授業の先生の

前期の論文を全部読み終えた、と。それって、前期、めっちゃ四苦八苦しながら

Mたちと読んだやつやし。


なんか、頭のいい人たちってスケールが違いすぎる。そんな環境で

勉強させてもらえるというのは、幸運と言うかありがたいというに尽きます。


さあさ、あさってから合宿。がんばろう。

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