2014年9月17日水曜日

Critical Japanese Pedagogy 合宿

表題の合宿に行ってきました。


修士課程のときから「合宿」ということばにあこがれてていたところ

このたび、指導教官の先生からMゼミ、Dゼミにお誘いがあって行ってきました。

もうひとつpedagogyという言葉について、長年英語を教えていた(つもり)にもかかわらず、

大学院で科目履修するまで見たこともきいたこともないことばでした。

学部生にどういう意味?と聞くと、なんで知らんねん、という目つきで

「教育、と、いうことだと思いますが。。。」と教えてもらったのを思い出します。



指導教官からは、日本語教師ばっかりやから、あまり合わんのと違うか、と言われて

ちょっと逡巡していたのですが、行って本当によかったです。


オングの著書の輪読会、自分の担当も精いっぱいでき、(肩に力が入りすぎていたかも)、

研究発表も言語政策や、日本語教育のコーディネートを含め、英語教育との共通項も

あり、カリキュラムを改革する必要があるという自然体の責任感、のようなものが

いいなあ、と思いました。


英語教育はあまりにも巨大すぎて、制度を変えるとか、教科書を変えるとか、そういうことは

一介の自宅塾のせんせいである自分には手に負えないし、そもそも教員免許をもって

いない自分に何ができるんや、という疎外感とあきらめ、でがんじがらめになっていたので。


でも、別の意味で自分なりに何か戦う形をさぐることができるのかなあ、と

なんとなく思っていて、この合宿では同じ師匠のもとで学び、議論し、巣立ち、

言語教育から派生した色んな場面で社会貢献をしている先生方と出会うことができました。


まだまだ、社会的に自分にはできることがあるかもしれない、と勇気づけられた三日間でした。

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