たまたま、大学時代の友人が産経新聞なので、同窓会の折に
購読を頼まれたのです。実家はずっと朝日新聞、結婚してからは
旦那と二人で仕事で必要なので日経。仕事をしていた10年余りは
とても日経がわかりやすかったので好きでした。経済に特化していましたので。
産経新聞を購読しているうちに、その上方文化の思い入れにどんどん
のめりこんで行きました。めっちゃいいんです。文楽に、上方歌舞伎に、
上方落語に、座敷舞の優雅な旦那文化が。関東大震災から逃げてきた
谷崎潤一郎を読み進めるほどに特に「細雪」にのめりこみ、色々勉強になり、
学友も文化畑なのでとても感謝しています。
でも!
でも!
このところの政治、憲法、安全保障、とかのあまりにも右寄りの思想に、
色々ついていけなくなってきました。しかもこのところは、朝日新聞をたたく、
上げ足をとる、悪口合戦にしか思えない。といったところで、この数日の
池上さんの事件。
大手メディアはもう、どちらも読む気にもなれない。
何を信じていいかわからなくなっていたところで、表題の新聞を大学図書館で
読みました。ちょっとほっとしました。ある程度、公正に誠実に報道しようとなさって
いるような気がします。
明日、大学の国際政策専門の院生たちと飲みにいくことになっているので、
できるだけいい質問をして、納得して帰ってこれたらいいな、と思います。
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