もう返さないといけないのに、山のように積んだ本が読め切れていなくて
四苦八苦しています。全部、貴重な資料なのに。
現象学、エスノメソドロジー、会話分析(もう首になったも同然ですが)の
間を行ったり来たりして自分の場所を探しています。
ナラティブ分析と談話分析もあるんですが、そっちはインタビューがメイン
なので、ちょっと自分の見たい現象とはちがう。
私の見たいことはたぶんインタビューでは見えてこない。
見えてくるかもしれませんが、それは今の段階では対象と
していません。
私が見たいのは、今まで他人事であった外国語、死んだ言語、
教科書のインクの汚れ、教師に押し付けられた何か、諸々、
自分に関係ないものであった何かを、どのようにして
自分が行為をするものとして捉えるようになるのか、という
ただ、ひたすらこの一点だけなのです。
実はそれが学校であろうと、教室であろうと、塾であろうと、小学生、
中学生、高校生、大学生であろうとかまわない。でもできるだけ早い段階で
大人になる前に、外国語まあ英語ですがそれを自分が行為を成しているものと
捉えるだけでその人の人生に広さと複雑さを与えてくれる、
そういうことに自分が役に立つだろうという直感に基づいて
いるだけなのです。
まあがんばってみます。
後期も、なんかに気付いたのか、前期まったく宿題を出してこなかった
学生が真っ先にメールで宿題を送ってきてくれました。それも
ちゃんと自分の興味のあることをまっすぐに見据えて、拙い英語ででも
書く。わかってくれたんだな~と思って、ちょっと感動しています。
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