2016年10月1日土曜日

手ごたえ 他

もう返さないといけないのに、山のように積んだ本が読め切れていなくて


四苦八苦しています。全部、貴重な資料なのに。




現象学、エスノメソドロジー、会話分析(もう首になったも同然ですが)の


間を行ったり来たりして自分の場所を探しています。




ナラティブ分析と談話分析もあるんですが、そっちはインタビューがメイン


なので、ちょっと自分の見たい現象とはちがう。




私の見たいことはたぶんインタビューでは見えてこない。


見えてくるかもしれませんが、それは今の段階では対象と


していません。




私が見たいのは、今まで他人事であった外国語、死んだ言語、


教科書のインクの汚れ、教師に押し付けられた何か、諸々、


自分に関係ないものであった何かを、どのようにして


自分が行為をするものとして捉えるようになるのか、という


ただ、ひたすらこの一点だけなのです。




実はそれが学校であろうと、教室であろうと、塾であろうと、小学生、


中学生、高校生、大学生であろうとかまわない。でもできるだけ早い段階で


大人になる前に、外国語まあ英語ですがそれを自分が行為を成しているものと


捉えるだけでその人の人生に広さと複雑さを与えてくれる、


そういうことに自分が役に立つだろうという直感に基づいて


いるだけなのです。




まあがんばってみます。




後期も、なんかに気付いたのか、前期まったく宿題を出してこなかった


学生が真っ先にメールで宿題を送ってきてくれました。それも


ちゃんと自分の興味のあることをまっすぐに見据えて、拙い英語ででも


書く。わかってくれたんだな~と思って、ちょっと感動しています。











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