2016年2月8日月曜日

協同学習

先日、成績のことを心配しているとここで書いたのですが、今日になって

成績をつけるぎりぎり直前に学生から1週間遅れで課題を送ってきました。


それなら、まだ送ってない友達に連絡して至急送るように言ってあげて、

とメールを返信。  なんだかなあ。


色々質問して点数稼ぐようにとか、心配なら、最後ポートフォリオのファイルを

つくって提出するように、とかコメントシートと振り返りシートにたくさん書いて、

とか、できるだけ救済策を授業で説明したのに、なんかまだピンときていないのか、

どうせ単位をくれる、とたかをくくっているのか。


まあ、一回生がメインのクラスなので、高校生に毛がはえたようなもんだからなあ。

大学は社会の入り口なので、だれも面倒みてくれないので自分でやるしかないのに。


友達同士で情報交換して助けあえばいいのに、それもあまりしない感じ。


プレゼンは確かにみんな頑張りました。最終発表はみんなほとんど満点に

近い。でも普段の参加とか、宿題をちゃんとやってくるとか、スタディスキルが

できてない学生が大勢を占めています。それが惜しくていい成績を

つけてあげたいのに、つけられなくて先生は悔しいです。



今回、失敗して大いに反省しているのはグループ活動です。

阪大でTAをさせてもらっている授業では、先生が、3,4人でグループを

組んでというとみんなそろそろとグループを作って、曲がりなりにも

やってきた宿題を読みにくそうにでも読んで、そこに入ってあげて

英語で突っ込むとなんか会話も成立して、最終的にはどんどん

みんな成長してすごいなあ、と思ったので、非常勤先でもできると

思っていました。


ところがどっこい。まず、宿題をしてこない、知らない人と話ができない、

親しい友達となら盛り上がるけど、グループ活動が成り立たない。

英語も中学生レベル以下なら、社会的スキルも中学生レベル。

中学生でも優秀な子はもっとできるよ。



自分が知らない人と話をするのが好きなので、若い子ってこんなに

社会性がないんだとは思いもよりませんでした。

びっくりです。



これは協同学習を私がゼロから勉強してやらせないといけないと思いました。

4月までに協同学習の文献をがんばって読むことにします。




新米先生は、またまた課題が山積みです。

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