2016年2月4日木曜日

成績

非常勤の大学授業も終わり、いよいよ成績の締め切りが

あと5日に迫ってきました。単位をとれるのは60点、59点以下は

単位はとれません。


最終日に、単位とれたと思う人、と手を挙げさせたら、みんなとまどって

いました。なんで先生そんなこと聞くん?という雰囲気。じゃあ、

100点とれたと思う人、一人だけ元気に手をあげる。90点、

80点、だれも戸惑いがちで手があがらない。70点、でやっと

おずおずとあがる感じ。



さりながら、先生単位ちょうだいや、と言って去っていく子もあり、

なんとか交渉すれば、機嫌をとればもらえるのか、と思ったり、

している雰囲気。それもこれも、はじめから自分のシラバスと

一日目のオリエンテーションが理解しにくかったのかなあ、

と思い、昨日提出した来期シラバスはかなりきびしく書きました。



成績ってつけたことがないのです。無責任のようですが(実際無責任なのです)

自宅塾では、学校での英語の成績の低い子をはげましてテストだけでは

測れない個性をみとめたり、成績の高い子にはそれだけでなくて

もっと英語で自分を表現するように促したり、学校教育の基準とは

別のところに英語力というのはある、と信じていたので。


ところが、今回、成績をつけなくてはいけないことになり、色々考えます。



本人は一生懸命がんばったつもりだろうけど、単位を落とすということに

なるとショックだろうなあ、と思ったり、早めにそのショックを与えた方が

若い子の人生にはためになる、という意見ももらったり、新米としては

色々、色々考えます。沢山の大人に聞いてまわっています。

どうしたらいいんだろうか、と。





0 件のコメント:

コメントを投稿