レポートが気合入れすぎて、いっこうに進まないので、骨休みに(骨休みばっかり)
表題のDVD二本見ました。
ハムレットは、ローレンス・オリヴィエのを借りたはずなのに、何をまちがったのか2000年版で、
セリフはたぶんシェイクスピアのをほとんどそのまま。登場人物の名前や関係も同じものなのに、
現代に置き換えた設定ではじめは、何これ?駄作か?とびっくりしましたが、
セリフと設定のギャップがなかなか面白かったです。じっくり検討すれば、これで、
短い論文一本かけるのではないか、と思われました。見終わってから2000年度版と
調べて知ったのですが、画面はもっと古い感じ、1970年代くらいを設定しているのでは
ないかと思われます。
アンナ・カレーニナは2012年度版、劇場でお芝居を見ているような設定で、場所から場所
への移動がドア一本だったり、貴族の館から、舞台の梯子をあがっていくとそこが貧民街だったり、
不思議かつ華麗な世界でした。監督は、「自負と偏見」と同じ人で、主演女優も同じ人でした。
途中まで、ジュード・ロウに気づかなくて、地味にうまく演技しているのに感心。
中学生の時に原作を読んでいて、知っていたつもりだったのに、こんな話だったっけ、
と部分部分しか記憶になかったので、あらすじを理解してなかったんだ、と
あらためて覚えてないことに驚き。トルストイは長いし、内言が冗長だったような気がするので、
全体を把握できていなかったんでしょうか?当時の読書ノートに、気に行ったところは書き抜いて
いたので、もう一回見てみよう、と思っています。
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