2014年8月15日金曜日

映画アンナ・カレーニナ ハムレット

レポートが気合入れすぎて、いっこうに進まないので、骨休みに(骨休みばっかり)

表題のDVD二本見ました。


ハムレットは、ローレンス・オリヴィエのを借りたはずなのに、何をまちがったのか2000年版で、

セリフはたぶんシェイクスピアのをほとんどそのまま。登場人物の名前や関係も同じものなのに、

現代に置き換えた設定ではじめは、何これ?駄作か?とびっくりしましたが、

セリフと設定のギャップがなかなか面白かったです。じっくり検討すれば、これで、

短い論文一本かけるのではないか、と思われました。見終わってから2000年度版と

調べて知ったのですが、画面はもっと古い感じ、1970年代くらいを設定しているのでは

ないかと思われます。





アンナ・カレーニナは2012年度版、劇場でお芝居を見ているような設定で、場所から場所

への移動がドア一本だったり、貴族の館から、舞台の梯子をあがっていくとそこが貧民街だったり、

不思議かつ華麗な世界でした。監督は、「自負と偏見」と同じ人で、主演女優も同じ人でした。

途中まで、ジュード・ロウに気づかなくて、地味にうまく演技しているのに感心。


中学生の時に原作を読んでいて、知っていたつもりだったのに、こんな話だったっけ、

と部分部分しか記憶になかったので、あらすじを理解してなかったんだ、と

あらためて覚えてないことに驚き。トルストイは長いし、内言が冗長だったような気がするので、

全体を把握できていなかったんでしょうか?当時の読書ノートに、気に行ったところは書き抜いて

いたので、もう一回見てみよう、と思っています。






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