今週の授業で、フレーム、というキーワードが出てきました。
フレーム、という概念、猿がもう一匹の猿をたたく、
攻撃でなく冗談だと分かっていてふざけ始めるそれが可能なのは、冗談だというフレーム
が分かっているから、です。
それにインスパイアされて色々湧き出てきたこと。
国語は、文学に、文学は、生き方、世界観、人生観につながる。
外国語もそうであればよいけれど、外国語で文学につながっていけるのはごく稀、
昔は英語は教養につながり、文学に繋がっていた。(東京大学の寺?さんの博士論文)
外国語は、言語に、文化に、他者につながる。
その中でも他者の言葉を領有することによって、発話する、ということが可能になる。
第二言語を修得するのは、発話によってのみ可能である。
それでは、どのような活動が、日本の中学生に発話を可能にさせるのか。
まず、学びのフレームを変えること。英語の習得は知識の獲得のみである、
というフレームを、英語の習得は、他者の声を借りてそれに自分のアクセントと志向
を住まわせ、自分のものにする、つまり、他者のことばと声を領有することである、
というフレームを共通にする。
ミクロに発話をみる。
マクロにフレームの形成をみる。
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