2017年12月22日金曜日

諸々

色々と思うのですが、博士課程を目指して読んでくださっている方がいるようなので、

あまり過激なことは控えるようにします。


まだ、書けていない自分が言うのもなんですが、反省をこめて博士論文を書くために

必要なことは、

1.博士課程に進む大学院と指導してもらいたい先生について徹底的にリサーチする

  自分の研究と表面的にマッチしそうに見えても、

  中に入ってみるとずれていることがあると後が大変。

  特にその大学院のメインのパラダイムと自分の研究のパラダイムについてよく考える。

  スタイルはあとから変更もできるが、その大学院の大勢をしめている先生たちとの

  パラダイムがちがっていると、自分の指導教官と自分のパラダイムが一致していても

  自分の主張と大学院との対話が成り立たない。


2.主査と副査の関係

  仲が悪そうな気配が見えたら、すかさずどちらかを変える。

  仲が良さそうでもわからないので用心して周りから情報収集をする。

  一番いいのは主査が温厚、寛大で、副査が主張があって博論に厳密、というパターン。

  2番目は、主査の主張が強くて、副査は最終的に従うというパターン。

  大変なのは、双方ともに主張があって博論に厳密、熱心というパターン。

  そういうパターンであれば則どっちかを変えた方がよいが、はじめはどちらも

  いい感じに見せているので、わかりにくい。 どっちも譲れなければ、

  院生が板挟みになって博論が成立しなくなり泣きをみることになるので、

  紀要に投稿してみて両方の先生の意見を聞いてみるなどして双方の

  力関係や性格のバランスをよく見て判断する。


3.理想は追わない。妥協する。

  私はそこまで割り切れないし、、博論から研究者としてのキャリアを

  ステップアップしていくような年齢でもないので、ある程度理想を追いたい、

  妥協はあまりしたくない。でもこれからの若い人は、キャリアの中で

  理想を追求していくには博論で妥協するしないと何も始まらないのだろう

  と思います。

  ので、他の大学院は違うかもしれないのですが、審査会の後、D生で

  色々話し合うと、結局はここはまずページ数、序論、そして何よりも

  結論がわかりやすいかどうか、箇条書きでもいいからわかりやすい

  結論をかいているかどうかが、明暗を分ける、というのが皆の見解でした。

  先行研究や理論的枠組みをちゃんとやろうとして徹底的にやっても

  そこはあまり見てくれない。他分野の先生に判断されるので、

  問いと答えだけ、そこだけを見る。後の理屈は、そんなに問題とされない。

 
  色々と言いたいことはいっぱいありますが、とりあえず。


  何かのご参考に。

  

  

  


    

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