2017年7月9日日曜日

臨床実践の現象学会

表題の学会は、一ヶ月に一度、首都大学東京と大阪大学で

交互に開催されています。


東京はまあ、行けないことはないのですが、週末に一日仕事に

なるのもきついので、阪大で行けるときだけ。それも毎回は

行けないし。ということで先週やっと行って来ました。

当初は現象学に基づいた記述の仕方や分析の仕方を

学ぶためにいっていたのですが、収穫はそれ以上です。

看護や医療、障がいの当事者研究についての

ディスコースの真っただ中に身をおくことで、自分の研究がどうあるべきか

という根本のところにおいての示唆が沢山ありました。


あとはどんどん縛りがきつくなっていて、非常勤先の大学の一校から

授業のことはSNSに書かないように言われています。、

他なかなか刺激的な最近の新しい仕事についても、SNSはおろか、

履歴書にも書かないように誓約をさせられています。


なんだかなあ。

とりあえず、当事者研究の熊谷晋一郎(2009)『リハビリの夜』医学書院

を二回読みました。

脳性まひの人のボランティアを学生から社会人になってからも8年間

やっていたことがあることもあって、内容はよくわかりました。

教育についても通じるところがあり、考えさせられる一冊でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿