昨日の反省から、今日は朝一番から参加。
帰りに荷物が重いのでプログラムと資料はぜ~んぶ宅急便で自宅へ
送ってしまいました。ので、記憶にある限りとIpadのメモをもとにとりあえず感想を。
プログラムはこちら。
http://jasele42-saitama.jpn.org/program.html
とりあえず、今回の目的は、高木亜希子先生のワークショップと、寺澤さんの
発表を見ること、日本語教育と社会言語学と会話分析などの間で
迷子になってしまった自分をもう一度出発点である英語教育学に引き戻すということでした。
その目的は期待以上に達することができた、と思います。
柳瀬先生と玉井健先生の発表は聞けませんでしたが、最後のシンポジウムを
聞いても、言語観、認識論という英語教育でこれまで話題になっていなかった
ことが表に出てきてディスカッションされるようになった、というのが意外でも
あり、日本で学問として少し深みが出てきたのかなあ、と思います。
実は玉井先生は、関西英語教育学会の卒論修論セミナーで、私の修論発表の
司会をしてくださっておられました。もう忘れておられるかと思いますが。
そのとき、コメントでハイデガーの現存在、に言及されておられました。
今回は英語オンリーの配布資料をみただけですが、現象学やメルロ=ポンティに
触れておられるので、素敵だなあ、と思いました。
もう一つ嬉しかったのは、修士時代に初めて札幌大会で、やり方もわからず、
しわしわの糊付けをしたポスター発表でレオンチェフの活動理論を基に
考察したり、外国語教育質的研究会、ヴィゴツキー学会で拙く修論を発表
したときは、たぶん誰にも聞いてもらえなかったと思っていたのが、今年は
二つも活動理論(ただしエンゲストロームの)を使った発表があったことです。
自分の発表がその後誰にどう受け取られたのかもわかりませんが、
どんな未熟なものであっても勇気を出して人に見てもらうことは
大事だなあ、と思いました。
まだまだ感想は山盛りありますが、また荷物がついたら。
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