早朝に起きてテレビやインターネットを見ていたら、夜に
近畿を直撃という予測だったので、自宅塾の生徒と保護者に連絡を
回して、午前か昼間に変更するか、日程を変更するか
してね、と頼んでいたのですが、結局、中一だけが午前中に
して、後の生徒はほぼ予定通り夜に来ました。
これが近所の自宅塾の強みといえば強み。
リスクをとってこっちもレッスンをするというし、生徒も
近所だから多少のことは気にしないできます。
でも、彼女たちにとって一番気になるのは、台風よりも
夏休みの宿題の多さ。私も話を聞くとなんだかなあ、という気に
なります。子どもの主体性、とか自主性をまったく信用していない
宿題の出し方だなあ、とつくづく思う。
12~18歳の子どもたちにとって、こんなに習ってもいない教材を
自分で調べて市販の多量の問題を夏休みに解いてこい、と
ほぼ命令のように押しつけるのは、どういう信念に基づいて
そんな教育をしているのだろう。
その教材は、なんの教育的配慮もない、中一だったら英検5級の問題集だったり、
NHKの基礎英語だったり、高2であれば、センター試験の
10年分の問題集だったりする。
結局は英語の勉強は、大学受験のための勉強だ、というイデオロギーに屈して
いるだけではないのか?
子どもたちは呪いながら、愚痴を言いながら権力にあらがうことが
できないままに、半ばやけくそに、半ば自嘲気味に夏休みの
宿題を自分にとって意味もなく、やり続けている。そして
どんどん英語を忌み嫌っている。
これは、教育なのか????
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