2017年4月2日日曜日

質的コンソーシアム その他

この3か月はほんとうにバタバタでした。




ブログを読み返してつらつら思い出してみると、


それでもやらないといけないことは全部なんとかやりとげたなあ、


と自分をほめてあげたいです(内容はともかくも)。




子どもが大学院を修了していよいよ独立するので、


最後の家族旅行の目的地で彼女の希望が二転三転。


結局、二人とも行ったことがない土地ということでイタリアに


決まって、いい思い出作りになりました。




ところが、出発ぎりぎりになって(ありがたく)非常勤の仕事が二校も入ってきて


そのための研究業績書、履歴書、シラバス、文科省に出す書類など


を数日で提出するようにと言われ、のばしのばしにしていた


査読付きのproceedingsの論文とか、確定申告とか、もう何が何だか


わからないまま、出国の東京と乗り継ぎのロンドンの空港でも狂ったようにやっていました


(先生方がよくそういうことを言われていますが、まさか自分もそういうはめに


なるとは)。




色々学会や研究会の予定を入れていたのですが、なかなか参加できず、


帰国してからやっと「英語教育における質的研究コンソーシアム」


に行けました。こちらです。
http://eltqualitativeresearchjapan.blogspot.jp/


なんかもう、阪大に入ってから色々と振り回されていましたが、


これが自分の本来のフィールドで研究分野なんだとほっとしました。


日本語教育ではないし。


会話分析でもないし。


社会言語学でもないし。




自分が研究したいのは、


日本の公教育での中学校や高校での授業における


英語教育(私学ではなく)であって、


英語を一生懸命に中学校と高校で勉強した子が


高校を卒業した時に、外国語を使えると実感するような


公教育はどういうものなのか、ということです。




自分はたまたま、NHKの基礎英語をまじめに3年間ラジオで聞いて、


たまたまAFSと出会って一年間アメリカへ留学できたので、


英語が使えるようになったけれど、本来は公教育で


ある程度使えるようにしなければいけないのではないか。


そう思っています。




そういう志を体現するような博士論文を書かなければ


貯金と時間をたくさん使って大学院に来ている意味がない。




もうふりまわされずに、自分の志を貫いて納得できる博士論文を


書きましょう。がんばろう。









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