がんばって、全国英語教育大会の発表準備をしていますが、
おおまかなアウトラインからなかなか進みません。
先日、8月2日に表題のいつもの研究大会に後半だけ出席が
かないました。神谷先生、土井先生、西本先生、みなさんご健在で
いつもと変わらず難解な議論の中に浸らせていただいて、
幸せでした。今の師匠も、活発に意見を言われつつがんばって
ご自分の著書のことも説明されていて、ちょっとほほえましい。
京教大の院生、と西口ゼミの韓国からの留学生、テンプル大学から
二人ほど院生が来ていて、盛況でした。
伊藤美和子先生にお会いできるかと期待していたのですが、
発表も参加もキャンセルでとてもとても残念。
終刊記念、とタイトルにあったので心配していましたが、神谷先生が
「今日が終刊のはじまり」とおっしゃっていたので、ああ、
まだまだ続くんだ、と一安心したのでした。
さてさて、発表準備です。
評価・assessmentの授業で、interactional competenceにはへたに
手を出さないようにした方がいい、と言われていたのですが、
そこにはまりつつあります。interactional competenceというと、
最近出た本がアマゾンで人気になっていて、わ~、なんで
見逃していたんだろう、と焦りました。
これです。
http://www.amazon.co.jp/Developing-Interactional-Competence-Japanese-Acquisition-ebook/dp/B010PWHY1A/ref=sr_1_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1438780929&sr=1-1
が、著者の論文を検索してざっと見てみると、interactional competence
はこの人の場合, pragmatic competence なんです。
communicative competence, pragmatic competence, interactional competence
いずれも似たような感じがしますが、よくよく勉強すると
持って非なるもの。むずかしい。私の場合は、方法論はあくまでも
会話分析でいくつもり、世界観、言語観、第二言語習得研究の原理は
師匠の対話原理、を中心に、自分の好きな哲学的な思想を自分なりに
解釈してまとめて基盤にしたいと思っています。
ただ、この対極をつなぐものがまだ見つかりません。強いて言えば、
discursive psychologyかと思い始めています。イギリスのラフバラ大学
はそのメッカなのです。
それで、これにからめて、イギリスのラフバラ大学のCAdayで今年の冬、
研究発表をしたいと思って周りの方々に相談中です。
9月締め切りなので、がんばらないと。
あと、仲良くしているD1さんから、オーストラリアのモナシュ大学で
2月にこういう学会があるので、一緒にいきませんか、と誘って
くれているのでそれもチャレンジすることに。
いやいや、どんどん自分で自分の首を絞めている、っていう感じですね。
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