以前書いたかもしれませんが、昨年末からバフチンカフェで知り合った
文学研究科の人に誘ってもらって、月一回、質的研究会通称しつけん、
という哲学書の読書会に参加しています。
今月は忙しすぎてあきらめようと思っていたのですが、ディルタイと
いうことでがんばって参加しました。
ルールは、一ヶ月に一回、一人の哲学者を決めてその著書を読み、
気になった箇所をA4一枚のレジュメにして持参するというものです。
これはなかなかハードです。
今回は書店でディルタイの著書が一冊しかなかったので、岩波文庫の
『世界観の研究』という薄い本を一ヶ月ぼちぼち読み、参加の
準備をしていたのです。が、やはり難解すぎて、あまり理解できず
どこを抜き出していいかわからないまま、当日の早朝にレジュメを
作成して参加しました。
朝10時から夕方まで、各参加者が作ったレジュメをもとに
ディルタイについて語り合うだけの時間。
貴重な時間でした。それぞれが、だいぶディルタイについて
わかったなあ、と満足して帰りました。私も朝ばたばたと
つくった間違いだらけのレジュメが役にたったなあ、と
嬉しかったです。
来月は、ガダマーです。難しそうだけどがんばろう。
こんな時間と空間があるというのが、研究者としての
醍醐味かもしれません。
先日ありがたいことに急に増えた非常勤の仕事の書類で、
しつけんあと、今晩まで集中していましたが、ようやくだいたい終了。
でも、後まるまる2日しかないのに、3つも仕事が残っています。
英語論文の結論部分の追加。
確定申告の書類作成と提出。
現象学会の発表申し込み。
できるんだろうか、半信半疑です。プレッシャーがかかれば
かかるほど、逃げてしまう。。。でもぜんぶやらないと。
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