2015年12月28日月曜日

CLIC GSA

休みに入って時間のことはあまり気にしなくてよくなったので、

やっと2週間後締め切りのアブストラクトを書きました。

本当は、もっとスピーディに書いて先生のチェックを余裕を持って

頂きたかったのですが、もう年末になってきたのでそんなご迷惑を

かける勇気はない。お忙しければ(お忙しいに決まっている)、

ご放念下さいと添えて、そうっと送りました。



そしたら、2時間もたたないうちに返信があってコメントを頂きました。


もう本当に頭が下がります。


また、書き直し、がんばろう。





2015年12月23日水曜日

仕事じまい CAday

とりあえず、今日が大学での仕事の最終日でした。



CA dayのレビューを書こうと思ったのですが、イギリスから帰って

バタバタしているうちに主催者のCharles Antaki とLis Stokoeからブログの

感想が来てしまいました。こちらです。 http://rolsi.net/

あとまた一緒にいった同僚がJALTにレポートを掲載するそうなので、

楽しみです。


お金も時間もかかりましたが、本当に行けてよかったです。ラフバラ大学と

ラフバラの小さな町の雰囲気もわかったし、何よりもイギリスを中心として、

フィンランド、イタリア、トルコ、オランダなどヨーロッパの会話分析の研究者

の親密な集まりとlevelの高い発表、質疑応答にこれについていかなくては、

と少し奮い立ちました。



学会前夜のピザレストランでは、ロンドンから早めにいくつもりがぎりぎりに

なって焦っていったところ、がらんとしていて、あのうラフバラ大学の、と

たずねるとそこに1人来られます、示されたところにぽつんと座って

いらっしゃったのが、Charles Antakiでした。とても優しい方で、自分なんかが

前にいていいのか、とためらっていると、座って座って、という感じで

厚かましく座らせてもらうと次から次へと重要なゲストが来たのに、

そこから抜ける勇気が出ず。。。。データとるのが大変、とか

研究の話や論文の話、中途半端な理解ながら一生懸命話を聞いてあいづちを

うち、時々、日本ではどうなんだい、と気遣って話を振っていただき、

申し訳ない。



学会では、フィンランドに留学中の院生と大阪から来た院生と3人で

日本人でほっこりしましたが、出席の方々はとてもフレンドリーで

した。


この大学で勉強したいならもっともっと精進しなくては、と思ったのでした。


2015年12月10日木曜日

ASIA TEFL & CA day

CA(conversation analysis) dayの発表の申し込みは落ちたけれど、

とりあえず、今週末からイギリスに行って参加してきます。

びゅっと行ってびゅっと帰ってくるだけですが。



航空会社時代、何度も行ったイギリスですが、仕事と仕事がらみまた

私的な観光以外は縁がなかったので、学会参加は楽しみです。



ロンドンから90分くらいの小さな大学です、論文で読んだことの

ある研究者と直に接することができるのもちょっとわくわくします。

名刺交換をどんどんしてくるように勧められました。営業時代は

それこそ名刺交換なんて一日10枚も20枚もしていたのですが、

やっぱり、全然感覚がちがう、自分なんかが名刺をお渡しして

いただいていいのかな、という恐れ多い気持ちです。



でも、二度と会えるかどうかわからないのだし、勇気を出して

してこよう。



あと、次のASIA TEFLはロシアのウラジオストックであるよ、と

教えてもらったので、フィリピンで参加して発表しようと思って

いたのに、翌年のマレーシア、今年の中国でできなかった分、

今度こそチャレンジしたい。こっちは二月締切。がんばろう。
















2015年12月9日水曜日

博士後期課程2年次生研究報告会 感謝 終了

中間発表会、とずっと勝手に云っていたのですが、正式には

表題の通り。


とにかくなんとか終了しました。ここを通過しないと、次に進めないので、

形式的には通過はしたのですが、内容は、となると10分の1も

済んだ気がしないです。他のD2で発表した人ともちらほら話しましたが、

話した限りではみな同じような気持ちらしい。



個人的には、よく知っている先生方が来てくださり、

論文のテーマや大事なところで考えの未熟なところを沢山質問や

ご指摘をいただいたので、ありがたい、というか、

貴重なお時間を使わせてしまって申し訳ない、というか、

終わってからあれこれまた考えることが山ほどできました。


能力、とは何なのか、発達、とは何なのか、研究は何のために

するのか、学問とは、教育とは。


後から、これが、つまり、相互行為能力が本当に

私のやりたいテーマではないのではないか、

もっと哲学的なことをしたいように見える、というご意見もいただいたり。




でもやっぱりこれが自分のやりたいことなので、

ただそれをもって学問に貢献するというより、教育の現場に貢献

するようなものでないと意味がない。


他のD2生ともずっと話しましたが、彼は中国の日本語教育の

カリキュラム改革を博論にしようとしている、とても意義のある研究

なのですが、先行研究があまりないためにそれでは研究と

みなされない、と言われていて悩んでいました。


どうも、教育実践といわゆる研究というのは相性がよくないらしい。

そういえば、教育大には博士課程はなかったし。


もう一度、基本に立ち返ってみよう、と思って、眼にとまった本を

開くと、見開きに、私に向けて恩師が書かれたことばがありました。

そうだ、この本は先生に頂いたのでした。

「もっと深く

  もっと高く

   もっと豊かに!」


『「人格発達」の理論―子どもの具体心理学』 
ヴィゴツキー著 土井捷三・神谷栄司監訳