2016年1月22日金曜日

カーテン

しばしば、生徒のことばにはっとさせられることがあります。


今日、自宅塾で使っている部屋のカーテンを新しくしました。



中三のレッスンの日でしたが、どうせ彼女たちは今高校入試の

ことで頭がいっぱいだし、気づきもしないだろうな、と思っていました。


入ってきた一人目の子とあいさつ代わりにnew cartain というと

入る前に知ってた、というので、よく聞いてみると、自転車を

マンションに泊めるときに塾の部屋の窓をみるといつも明るいな^、

と思うけど今日は暗かった、と。



子どもってあなどれない。この小さな塾が日常になっているんだな、

と改めて気をひきしめた一瞬でした。

2016年1月9日土曜日

クリティカルシンキング

あけましておめでとうございます。


お正月もアブストラクトの修正やそのための文献読みにかかっていて、

でもまあまあここ数年のうちで少し気持ちに余裕があるお休みでした。


アブストラクトも提出し、あとは返事を待つばかりです。後、二つ国際学会

にチャレンジするつもり。二つとも締め切りも近い。当たって砕けろです。




論文を書くのに、能力の足りなさは色々と痛感するのですが、

どうしても批判的な読み方ができない、というのが基本的な悩み

なので、やらないといけないことに目をつぶってこの本を読んでいます。


Zechmeister, E.B. & Johnson, J. E.(1992) Critical thinking: A functional Approach. Wadsworth:

International Thompson の邦訳 『クリティカルシンキング』北大路書房

入門編と実践編があって今は入門編です。


日本語だし、さらっと読むつもりが、読み始めると全部のページからメモをやとるのが

やめられなくなってしまいました。



初版の1996年から2003年で12版を重ねているので、今はそれどころではないだろうし、

ここにたどりつかれた読者の方はすでにご存じだとは思います。



論文の批判的な読み方というより、どちらかというと生き方のコツ、を指南してくれて

いるような本ですね。特に読むのが若ければ若いほどよいのでは

ないでしょうか。授業にも使えそうです。


10年前、いや、20年前に読んでおくべきでした。